洗心塾

卒園児対象・小学生放課後教室 「洗心塾」
学問の場 「 学童保育+自主学習・学問の場=洗心塾 」

平成22年度から実施している『洗心塾』をご案内いたします。

平成31年度の募集は、11月頃こちらのページでご案内いたします。

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【洗心塾】は、小学校1年生から6年生まで対応した、自主学習支援型の学童教室です。

まもなく設立後9年となり洗心塾の活動も定着してきました。そして、多くの小学生がそれぞれの目標を目指し活動しています。

たとえば、「そろばん」

そろばんをはじめて数年ですが、1級合格者が、10名以上出ています! これはすごい!!
2級・3級も続々合格。有段者も出ています。
そろばん塾でもなんでもない学童塾ですが、これはびっくりの成果です。いや、毎日やっていればこその当然の結果かもしれません。
それくらい、子供たちは真剣に自分に挑戦しています。

 

『洗心塾』 開催にあたって
塾長(園長)の願い

園児が小学校行事へ参加する姿を見て、常々感じることがあります。
それは例年のことではあるのですが、小学校では年長児を「赤ちゃん扱い」しすぎているということです。
小学校運動会の新入学児童の駆け足に参加された方は、その姿を見て言わんとすることをご理解いただけると思います。幼稚園では50mのタイムを計って本気で走ったり、リレーも全力で本気で走っているのに、小学校の新入園児駆け足では、30メートルくらいを10人くらいで、よーいどん、で走らせるだけで、なんとも情けないかぎり・・・。園では2歳児クラスでもこんな扱いしません。

自分のことはたいてい何でも出来る、また、そうしてきた洗心幼稚園 認定こども園の年長児が、小学校へ行ったとたん何も出来ない赤ちゃん扱いをされ、いままで幼稚園では当然出来ていたことが出来なく(あるいはやらなく)なる様を見るに、忍びなく、情けなく、残念に感じておりました。

「近朱必赤(朱に交われば赤くなる)」とのことわざにあるように、人は易きに流れやすいものです。今まで当然と出来ていた子も、やる習慣の無い子、意欲の無い子に交われば、自然とやらなくなってしまうのは、悲しいかな人の道理なのでしょうか。
園に目を向ければ、人の話は静かに聞くコモンセンスが教室にはありました。
先生が前で話していたら、眼を見て聞くことを当然としていましたし、そう言い続けてきました。でも、学校へ行ったら先生が前で話していても、顔を見ないどころか、好き勝手話している子、グラウンドでは下を見て砂遊びをしている子(下見て砂で絵を描いているのは洗心幼稚園では3歳で卒業です)、果ては教室では出歩く子までいる。

洗心幼稚園の卒園児ではあり得ないことですが、他ではそれでも良しとされてきたのでしょうから、仕方ありません。
毎日取り組んで出来るようになった逆立ちや、逆上がり、三点倒立、側転や跳び箱なども、やらなくなることで出来なくなります。(でも、基礎が出来ていて運動神経が発達しているので、また始めればすぐに感覚を取り戻し出来るようになります。そして、出来るかどうかより、もっと大事な「意欲」が育っています。)

園にいる間に、何百冊も何千冊も多読をし、たくさんの言葉に触れた子供達です。毎日読んでいた絵本も、読む環境に無ければ読むこともなくなり、その興味の方向は別の方に移ってしまうかもしれません。(興味の先が何かしら有意義なものであればいいですが…) 自分で進んで練習し、学習し、自ら取り組む姿を無くしていってしまう子もいるのです。
それよりも何よりも、「努力し続けるという【環境】が当たり前」、ということが子供から失われてしまう。それが一番残念に感じるのです。

幸いなことに洗心幼稚園では、家庭教育に保護者の皆様が意欲的でした。でも、小学校では様々な家庭の子が一緒くたになり、夜更かし当然の家庭もあれば、朝食など全く食べさせないような家庭もあるでしょう。雨だから風だからと小学校への車での送迎に始まり、子供の言いなりになっているような家庭さえあります。
田舎故の幸か不幸か、このあたりでは私立小学校という選択はありません。
都会であれば私立小学校という選択もあるでしょう。しかしながら、この近辺ではまだまだそんな環境にありません。そんな中で、学習機会を損失しているかわいそうな子も、家庭教育にきちんとしたご家庭の子も、公立学校しか選択肢の無い中で、一つのクラスで同じ授業をうけるのです。
そして、その環境に加え、厚さだけでなく中身までも薄い教科書(一度その内容をご覧になってください)と、園とは違って出来ない子への個別指導ではなくて、中間層や出来ない子へ合わせる一斉指導。これでは出来る子、意欲のある子が、どんどんその輝きを無くしてしまいます。

もちろん良いクラス運営をされて子供の可能性をのばしている先生もいらっしゃるのも事実です。しかしながら、その頑張りも空しく、残念な状態になっているのが、今の多くの公立小学校の現場の姿に見て取れると思うのです。
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また、昨今、安全等の理由から子供同士で外で遊ぶということも、なかなか叶わなくなってきました。
結果、家庭内でテレビやDVDを見たり、ゲームをしたりすることが多くなってきています。友だちと関わることなどなく、家に帰ったら親としか一緒にいないことも珍しくありません。
なまじ外へ出たとしても公園に集まってみんなで携帯型ゲーム機やスマホでゲームをしていたりします。運動不足はもちろん、子供同士の関わりも希薄となり、人間関係を築く上でも深刻な問題であると受け止めています。

近年、多くの親御さんが子供に求める能力に、「コミュニケーション能力」があります。最近では、就職の場面などでも求められる能力です。

では、コミュニケーション能力はどうすれば高められるのか。

例えば、運動神経をよくしたいと思えば運動をたくさんするというのは誰もが思うはずです。英語が出来るようになりたいと思えば、英語にたくさん関わるしかありません。ピアノが上手になりたければ、ビアのを練習する。本が好きになるようにするには、たくさん本を読めるようにしてあげるしかないのです。

では、コミュニケーション能力を高めるには?・・・それは、人対人でたくさん「コミュニケーション」をとるしかないのです。

今は便利な機会があって、離れた場所でもコミュニケーションが取れるような気になっています。でも、スマホでつながっている気分にはなれても、友だちとつながっている気分に浸っていても、その実それは表面的なご機嫌取りに終始し、生身の「人対人」でぶつかって得られる、感情の表出する泥臭いリアルなコミュニケーションは絶対に取れないのです。大人でも間違うことがあるのですから、子どもであればなおのことです。

だからこそ、今の時期に、泥臭いリアルな対人関係からコミュニケーションを学んで欲しいのです。泥臭いと書いたのは、人間関係にはスマートな面よりも、めんどくさい、煩わしいこと、トラブルやケンカもたくさんあるからです。でも、その泥臭いリアルからしか学べないことがコミュニケーションの本質と思うのです。

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では、そのような現状をふまえ、私たちの出来ることは何かと考えました。

その結果、私どもで卒園後も、しっかりとした基本を蹴踏しつつ、適切な環境を提供することが子供の育ちに寄与するのではないか。また、家でテレビやゲームをして無為な時間を過ごすくらいなら、園で運動や宿題や自習、あるいは子供同士の関わり(コミュニケーション)を持った方が、子供の成長に遙かに有意義であると考えました。
そこで、2010年度より「洗心塾」という小学生のための放課後教室を実施するに至り、今では多くの方にご賛同いただき、卒園児のみならずそれ以外の小学生もふくめ、多くの小学生が通っております。

洗心塾は、「塾」という名称ですが、一般の塾とは違い、先生が前に立って教えたりすることはありません。一般的な学童保育とは違い、家庭の代行として子供を遊ばせておく、危なくないように怪我をさせないように、ただ時間を預かるということではありません。
洗心塾は、少しの時間でも毎日行うことで、自分で考え、学習する学問・自学自習のスタイルを身につけさせる場です。もちろん、分からないところは学びの方法を示す場合もありますが、基本は分からないところは自分で調べる、ということです。市井の進学塾ではありませんから、個別の学校の授業には対応していません。あくまで自分から学ぶという環境の提供です。

マズローの自己実現理論を引用するまでもなく、子どもは元々学びたいのです。大きくなりたいのです。成長したいのです。色々なことを自ら知りたいのです。だから、元々潜在的にある子供の力を引き出すというかたちで基礎学力を身に付けさせたい、学習の習慣をつけさせたい。そう望む親御さんの強い味方になれることは間違いありません。

洗心塾の目的

幼児期に体得した力を、児童期にさらに伸ばし、定着させ、自律・自立した人間へと育てる。

洗心塾とは  

洗心幼稚園で積み上げた、「毎日少しずつ取り組む」という大切さを引き継いで、読み・書き・計算(そろばん)を中心に取り組みます。
幼稚園と同じく毎日行うことで最大の成果が上がります。

私たちの考え

幼児期は小脳を鍛える時期でした。(いわゆる運動神経を司る小脳の働きは、だいたい幼児期、3歳から5歳位にほぼ完成すると言われます。)
そして、児童期からそれ以後は大脳を鍛える時期と位置づけられます。大脳の成長は9歳で20歳比約90%に達するとも言われています。その後も緩やかに成長を続けますが、発達曲線を考慮すると、つまるところ小学校4年生までが大脳を鍛える最適齢期ともいえます。

大脳は人が人らしくあるための脳、つまり物事を考えたり、感じたり、言葉を話したり、記憶したりする部分です。そして「こころ」を司り、人が人として育つための大きな役割を持っています。
脳が著しく発達している時期だからこそ、効果的な刺激を適切に与えることにより子供の力を引き出すことができると考えます。

つまり、洗心塾では「9歳までは大脳をきたえる時期」と位置づけ、幼稚園の自学の延長として学習の基本である「読み書き計算(そろばん)」を中心に据え、学ぶ力、学問する力を育てます。

※学ぶ力(自学自習する力、学問する力)=理解力+思考力+洞察力 ≒ 自律・自立できる力

洗心塾の内容

あくまで一例ですが・・・

・学習支援と安心できる環境、安定した環境の提供

本読み・教科書音読
漢字の書き取り 
国語辞典を使っての意味調べ(辞書引き) 
漢字検定にチャレンジ 
足し算・引き算から始まり数の基礎を充実 
マス計算(100マス計算) 
そろばん(そろばん検定試験にチャレンジしています)
他に、その子の興味に応じたことなど(子供が伸びる学習方法の追求)

週に1回、そろばん塾の専門の先生に来ていただいて、そろばんの指導もあります。
そろばんは、ご存知の通り、頭を鍛えるに打って付けの学習となります。

・宿題支援

宿題の時間も設定しますが、いわゆる「宿題塾」ではありませんので、宿題を終わらせることがメインではありません。宿題の量は、同じ学校でも担任により天と地とのほどの差があります。従って、洗心塾の宿題の時間で終わらない分は、家庭でやってください。
また、宿題は自分の力で解くことに意義があります。正誤が問題なのではありません。よって、宿題の正誤チェックや解答法の指導などは積極的にはおこないません。

・サードプレイスの提供

小学生になると、基本的に生活は小学校と自宅の2つの場所が中心となります。
ここに、それ以外の3つめの場所として洗心塾が加わることにより、学校の中だけの人間関係から一時離れ、仲間との会話や遊び、ゆるい繋がりなどにより、さらに充実した生活環境となることを加味します。

主な学習の流れ・時間割  

1つのモジュール(単元)を10分から15分とし、毎日行う。
【ある日の一例】・登園・学校の宿題・自習 → おやつ(15:30) → 読書(15:50)・・・自分の読みたい本、学校の図書室から借りてきた本など → 漢字書き取り(16:05) → 計算(16:20) → 辞書引き(16:40)→17:00掃除・以後自分のやりたいこと。

・以上を来た子から順に始めます。小学校のような一斉授業ではありません。
洗心塾は教えることはせずに、まずその子ができることを与えていきます。そうした中で子供はできることに喜びを感じ、つぎへの意欲としていきます。そして担当教員は、できたことを認め、その子に適した「ちょっとだけ難しい」次の課題を与えていく役割を担います。子供は、自分のペースで自学自習をしていきます。

費用

●入塾料

・入塾料¥30,000 (洗心幼稚園卒園者は無料)

●塾費(会費)

・【月額】 12,000円
・【8月加算】 6,000円
・【延長保育】 300円/30分

●その他

・ 教材費は実費負担(辞書やテキスト類は実費ご負担いただきます)
・洗心塾に通う小学生の下の園児(弟妹)が、同時に預かり保育を使う場合は、14:51~17:30までの預かり保育利用料を半額にいたします。
・同時在塾は、2人目半額に減免します。
・登園中の事故、園内での事故等に対応した保険料込み。

時間

月~金曜日の毎日開塾します。 土日祝日はお休み(幼稚園のお休みに準じます)
学校下校時~19:00  長期休暇中 8:00~19:00 (延長保育17:30~19:00 300円/30分)
※長期休暇中だけの利用は設定しておりません。

対象

小学校1年生~6年生 (卒業生は、中学生でも高校生でも、「自習室」的に解放しています。)